トマトの薄輪切りが出来る様になりたいワタクシです。
スライスもストレス無く薄く切りたいワタクシです。
技術は無いですが・・・
自宅の包丁は結婚した時に購入した20年以上前の包丁・・・
研ぎに出した事もないし、数回シャープナーを使用した程度。
その上、刃が欠けてる箇所もある~
そんな感じなので(妻は切れすぎる包丁は怖いから切れにくくて良いと)、流石に100均商品でも新品だったらトマトの輪切りが可能であろう!!
って事で購入したのですが・・・
切れない!!
まぁ、数年前の出来事なのですが、それ以来は100均包丁は使用せずに放置してました!!
しか~し!!
やっぱり切りたい!!
で、結婚時に購入した包丁を研ぎたいのですが、全く未経験で失敗すると嫌なので
100均包丁で実験!!
ってな具合です。
練習を兼ねた検証でする~
準備品
まずはこちら。
刃こぼれしてない包丁であれば、これで十分みたいです。
プラモのキャンディ塗装とかを考えると・・・
1000番から6000番に一気に飛んでいいの!?
って思ったりしましたが(番手の数字が大きいほど細かい)、砥石メーカーが商品化してるので大丈夫なのでしょう!!
ちなみに番手は、数字が小さいほど粗くてゴリゴリ削れます(紙やすりと同じです)。
ゴリゴリ削ったら表面が粗く仕上がるので、粗さを取り除く為に少しづつ数字が大きなヤスリを使用して粗目を取り除いてきます。
この工程を繰り返すほどに粗目(削ったときの傷)が取り除かれて表面が綺麗になります。
車とかで「鏡面仕上げ」とか聞くと思いますが、分厚い透明皮膜を作って、それを粗目から細目に順番に表面を削っていって最終的には磨いたのに傷が全く無い感じに仕上げる事ですね。
これと同じ事を包丁で行って、刃に鋭さを与えて切れ味アップ!!ですね。
もう一つはこちら。
220番なので、かなり粗い番手です。
刃こぼれしてる包丁に使用して、ゴリゴリ刃を削って一気に刃こぼれしてる場所の周りを削って均一にする為の物ですね。
で、荒く削られてるので切れ味は悪いので、上の商品を使用して粗さを均して切れ味アップ!!って具合です。
しか~し!!
包丁(刃物)は研磨された刃の角度で切れ味が変化するのですね~
角度が付くと切れ味は悪いけど刃が厚いので耐久性はある。
角度が無いと刃が薄くなるので切れ味は抜群だけど、薄くなるので刃が欠けやすい。
使用されてる材料で、耐久性や切れ味も違いますが・・・
そんな時に便利なアイテム!!
包丁を研ぐ時に最適な角度を保持してくれる商品です!!
便利アイテムです!!
ただ、使用するには包丁の長さに注意が必要かと思います。
一般的な三徳包丁?で有れば、これで大丈夫だとは思います。
それでも、ほのホルダーの位置を変えると砥石と刃の当たる距離が違ってきます。
包丁の縦?奥行?の距離が長いほど角度が付いて、短いほど角度が付きます。
なので、手元と先端の奥行?縦?の長さが違う包丁の場合、ホルダー位置を変えると研磨角度が違ってきます。
まだ一度しか使用してませんが、なんとなく、そう感じました。
間違ってたら申し訳ございません~
これらを使用して100均包丁を研いでいきます!!

商品紹介


包丁の良い感じの角度で研げるようにするアイテムです。

包丁に取り付けて横から見た角度です。



「キング砥石」の#220と#1000・#6000の砥石です。
220番は分厚い砥石です。
番手が粗いので削れてしまうからかな?
もう一つは薄い砥石で裏表で番手が違ってます。研ぎ方は裏面に書いてる通りです。
が、なかなか固定して研磨するのは難しいのであります・・・

220番の砥石のアップです。
手で撫でてもザラザラしてるのが一発で分かります。

こちらは1000番です。
220番に比べると粒子が細かいですね!!
手で撫でるとザラザラ感はあります。

6000番です。
ザラザラ感が無く手で撫でてもスベスベしてます。

これが今回の主役の100均包丁です!!
見た感じは刃こぼれも無く切れそうに見えますが、新品でもトマトは潰れました・・・
では、研いでいきます。
研磨開始

砥石に水を含ませる為にバケツに水を入れて10分ほど放置します。
長くてもいいけど短い時間だと十分に砥石に水が含まれないので注意が必要みたいです。

角度保持アイテムを取り付けて研いでいきます。


一枚目がある程度研いだ包丁です。
二枚目が研ぐ前の包丁の刃です。
見比べると新品なのに全く刃が立ってないですね・・・

一番手前部分の刃の研ぎ具合がイマイチですが、この状態で完了としました。
補助具を取り付けてますが、研磨角度も均一では無い気がしますけど・・・
研いでる途中の注意点としては
研ぎ汁を流さない!!
事みたいです。
砥石に含まれた水が出てきて研いでる途中にドロドロとした液体になってきます。
砥石が削れ出てる水なのかな?
これが重要みたいなので洗い流さないようにしましょう!!
作業時間は裏表を研磨して約1.5時間ぐらいかかりました。
研げたかどうかの確認は「かえり」と言う名のバリが出たら研磨できたって合図みたいです。
が・・・
ワタクシの場合は研ぎ汁が刃に付いて固まってたりしたので確認できませんでした・・・
なので、目視である程度均一に研磨できてるかと、光を当てて全体的に均一な角度かを確認して終了しました。
角度が違うと光の反射の仕方が違うので分かりやすいと思います。
次は1000番です。

こちらも補助具を取り付けます。

研磨後です。
220番の時の刃のざらざらした傷が消えてます。
この状態で新聞紙を切ってみましたが、綺麗にきれました。
通常であれば、これで完了しても良いみたいです。
今回は6000番も使用します。
作業時間は約30分です。

6000番です。

刃が先ほどより、より綺麗に削れて鏡面仕上げ!!って感じになりました!!

光を当てると綺麗に反射きてキラキラ光っております!!
大満足!!
トマトを切ってみた

トマトに挑戦です!!
トマトに挑戦する前に、キャベツの千切りなどをやってみましたが恐ろしく切れるようになってました!!
プラ製のまな板に食い込む感じで焦りましたが・・・

切れ込みを入れずとも1玉の状態だと、スーって包丁が入って綺麗に切れました!!
果肉も潰れずに良い感じです!!
本番で研磨したい包丁は、この時にも果肉が潰れてグジュグジュになります・・・

ヘタ取りもスムーズに包丁が入って簡単に出来ました!!

1/8に切った状態です。
これでも果肉が潰れずに綺麗に切れました!!
この後、さらに半分に切りましたが、それでも潰れずに綺麗に切れました!!
今回は輪切りに挑戦してませんが、また輪切りとスライスに挑戦して、後日に画像をアップしようと思います!!
研いだ感想
思った以上に効果があってビックリしました!!
100均包丁なので耐久性は不安ですが、今回は実験と練習を兼ねた作業なので問題無しです!!
次は本命を研いでいこうと思います!!
今までは
お肉が切りにくいな~
肉の脂身が包丁に付いて切れないのかな~
なんて思ってましたが、お肉に付いてる脂身ごと見事に綺麗にスッパリ切れました!!
想像以上の効果です!!
まじでオススメです。
今回購入した「キング砥石」は比較的お手頃価格だとは思いますが、もっと安い商品もあります。
こちらや
こちら等です。
ただ、書いてる番手通りの砥石と言われれば少し疑問が残りますが・・・
プラモ用のヤスリですが、ダイソーなどの100円ショップでも購入できます。
それと、有名メーカーのヤスリを削って比べて見ましたが、同じ番手でも、やはりと言うべきか有名メーカーの方が処理がきれいでした。
それらは、こういった商品にも言える事だと思います。
ある程度でいいので有ればフルセットでお手頃価格の上の商品でも問題ないかと思いますが、思い入れの有る包丁などで仕上げを綺麗にしたいのであれば、研ぐ練習はワタクシみたいに砥石はソコソコの商品で、包丁は100円ショップの包丁で練習して本番を迎えた方が良いと思います。
砥石が全て削れ切る事は一般家庭では無いと思いますし・・・
まぁ、もっと高い砥石も有りますがプロの職人でも無いので・・・
そう考えると「キング砥石」は日本製だし砥石メーカー?だし、価格もお手頃なのでオススメだと思います!!
ではでは・・・
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