DREMELのリューター「4000」を購入したワタクシです。
これを「トリマー」に変身させるアタッチメントがオプション品として販売されていたので購入してみました!!
ちなみに、まだ未使用なので商品のチェックのみの記事となります。
ワタクシ、リョービのトリマー「MTR-42(エントリーグレード)」を持っています。
が、爆音過ぎて未使用なのです。
どんな感じなのか動かしただけで断念しました。
そこから数年経過して、念願のリューターを購入するとオプション品で用意されているではないですか!!
購入するしかない!!
と、購入した訳です。
その商品のチェックです。
トリマとの比較
トリマとの比較ですが、厳密にいうとリューターとトリマ(MTR-42)との簡単な比較です。
MTR-42 | DREMEL | |
---|---|---|
電源 | 100V 50/60Hz | 100V 50/60Hz |
定格電流 | 4.3A | |
消費電力 | 400W | 135W |
無負荷回転数 | 32、000min-1 | 5,000~32、000min-1 |
コレット径 | 6mm | 3.0~3.2mm |
重量 | 1.1Kg | 533g |
用途 | 木工作業 | 木工・ガラス・ステンレスなど |
やはり専用のトリマの電力が大きく、硬く厚みのある木材にも対応できるようになっていますね。
対してリューターは135Wです。
リューターとしては、ホビー用の領域以上の電力なので不足の無い出力です。
しかし、本格手になトリマとすれば、エントリーモデルの電力にも全く及びません。
何を優先するか?ですね。
ワタクシは、データ表には書いていない「音量」です。
リューターの方は、回転数に応じて音量が大きくなりますが、トリマと同じ回転数まで上げても室内で使用できる程度の音量です。
ガンプラのプラを削るぐらいであれば、最低回転数でもOKだったりします(場合によります)。
なので、自室での使用が可能です。
そもそも、木材を加工しようとすると自室では厳しい(削りカス問題)のですが、トリマの動作音は爆音です!!
電力が違う(モーター出力)ので当たり前ですが、削りカス上等で自室で使用しようとすると耳がやられます・・・。
何十畳とある部屋が確保できるのであれば問題ないですが・・・。
そうすると、自室で使う機会が多く、木材加工はSPF材やベニヤ板・MDF程度であればリューターの電力でも問題無いのでは?と、思って購入した次第です。
本格的に木材加工を行いたい場合は、トリマを購入した方がいいですよ~。
軽作業であれば、この「ルーターアタッチメント」でも十分では?と思えるほどのアタッチメントです!!
ルーターアタッチメント開封
そこそこの大きさがあります。
2枚目の画像にビットの種類の紹介があります。
しっかりとした日本語の説明書が付属されています。
中には本来の?説明書も付属しています。
価格が安いからと並行輸入品の商品を購入すると、日本語の取説は付いてこないと思うので注意が必要かな?と思います。
こじんまりした感じで入っています・・・。
内容物
本来の取説と、ユーザー登録用紙でしょうか?
昔は、多くの商品にはいっていましたね~。
今はネットでシリアル番号などを入力して、ユーザー登録する時代ですね。
エッジガイドとサークルガイドが付属しています。
サークルガイド(真円加工ができます)は嬉しいですね!!
正面から。
プラ製で大丈夫?って思うかも知れませんが、リョービのMTR-42も、本体含めてほぼプラ製です。
これを購入した理由の一つとして「ドリルスタンド」として使用できるかも?です。
右の目盛りと、2柱のスプリングを見て思いました。
中央にリューターを設置するのですが、沈み込ませて削る。ってタイプなので、卓上で固定して下に材料を置けば、卓上ドリルスタンドの出来上がりです!!
これは、素晴らしい!!
トリマとして使用する際は、画像右側のノブを締め付けることによって、ビットの出幅を固定できます。
まだ使用していませんが、かなり優秀なアタッチメントと感じます。
真上から。
この中央の穴にリューターを装着します。
下方向から。
この土台ですが、MTR-42と同じくらいの厚みを持っています。
MTR-42は四角ですが・・・。
また、比較できるように写真を撮ります。
取説は、かなり詳細に書かれていて初心者にも分かり易いです!!
ガイドブッシュも付属しているので、テンプレートを使った加工も可能です!!
本格的なトリマに引けを取りません!!
ちなみにテンプレートとは、星型に削りたい!!でも、線を書いただけの材料にうまく削ることが出来ない!!
って時に使用する、星型の定規みたいな物です。
その星形の定規をセットしても、リューター(トリマ)のビットで定規を削ってしまうと意味が無いですよね?
その、定規の厚み分をかさ上げ?下げ?して、テンプレートを削らずになぞれるようにするアタッチメントです。
ちなみに、MTR-42の専用トリマと同じ程度の使い方の記載がある取説です。
オプション品だからと言って「知識のある人向け」の取説ではありません!!
ポイント高いです!!
エッジガードを取り付けした画像です。
木材の端に沿って真っすぐに加工する為のアタッチメントです。
こういったアタッチメントが付属しているとは思いませんでした。
ただの「なんちゃってトリマ」なんだろうな~。って思って購入したので、ビックリです。
これって「当たり前」では無いのですよ。
本来の用途ではないので「おまけ程度のオプション」って言うオプション品は多いのです。
それなのに、そこそこのお値段がする・・・。
購入したら「思ってたことが出来ない」なんてことはザラです。
この商品に関しても「本格的な木材加工」を求めると無理です。
が、そんなことは承知の上です。
出力が違うのです。
当然です。
しかし、前述しましたが「SPF材・ベニヤ板・MDF」は、柔らかい木材の種類に入るはずです。後は合板とかですかね?
その程度の木材を加工できたら嬉しいな。
そう「嬉しいな」程度の感覚で購入したので、ある意味、期待を裏切られて感動です!!
急に話が変わりますが、この赤丸のノブが沈み込みを固定するノブになります。
これでビットの深さを固定して、溝堀などを行います。
そして、ワタクシが希望を持った卓上ドリル台としての可能性ですが・・・
これです!!
まだ使っていませんが、絶対に出来ます!!
この矢印の太いボルトが、沈み込み量を制限してくれます。
目盛りで調整できます。
ボルトの長さを調整してあげるとストッパーに当たって、それ以上、沈まなくなります!!
スゲー!!
これは「MTR-42」には無いです!!
そして、このボルトを締めるプラ製ナットが上下にありますが(画像では締め付けていますが)、上側のナットをちょっと緩めてあげておきます。
下側は、沈み込みの量を固定するナットです。
で、
このノブを引っ張ってあげると(リリースボタン)、上側にあるナットを緩めた分だけ遊びができます。
「あとちょっと足りなかった」って時に便利な機能な気がします!!
ビットの紹介
ビットは付属していないので、別途購入する必要があります。
トリマでも同じです。
トリマ用のビットと軸の径が違うので注意が必要です。
ワタクシが購入したビットです。
溝堀用の3.2mm
溝堀用の4.8mm
溝堀用の6.4mm
面取り用のビットです。
イラストにある感じで面取りが出来ます。
もう一つ面取りように「ボーズ」と言うのでしょうか?
単純に丸みを帯びた角に出来るビットも注文してていますが、入荷待ちです。
使用前の総合評価
素晴らしい!!
購入してよかった!!
まぁ、まだ使う前なので、実際に使用したら不満が出るかもしれませんが、お手軽木工DIYのトリマとして使用するには問題ない気がします。
それよりも「卓上ドリル台」に出来る可能性の方が嬉しいです!!
リューターとしてはガンプラで使用しつつありますが「もっと早くに買っとけばよかった」と思うぐらい快適です。
100均のリューターも価格を考えるとお買い得ですが、全く違います!!
かなりのオススメ商品です!!
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