ママチャリのリアブレーキ(ローラーブレーキ)をキャリパーブレーキに交換してみた

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そのような記事は冒頭に「商品提供の記事」と記載するようにしておりますが、他の私の自腹購入での商品レビューと特に変わらない感想を素直に述べる事を信条として書いています。
ぜひ、参考にしていただければと存じます。

先日、ママチャリのリアタイヤがパンクしたのです。

ホームセンターで購入した15,000円ぐらいのママチャリです。

以前もフロントタイヤ・リアタイヤ・ブレーキワイヤー・変速機などを交換して、もはや

「新しいの買った方が安いんじゃね?」

って感じです。

7年以上、乗っていて、サビも目立っているので悩みました。

そして、ほぼ毎日のように乗っているので、すでに元は取っていると思います。

皆さんも、ママチャリを買い替えるか、修理するか悩んだ経験はないでしょうか?

で、今回も悩んだのですが、結局、チューブ交換とタイヤ交換(タイヤも寿命でした)を行った訳ですが、その時に、ミスをしてしまった訳で・・・。

目次

キャリパーブレーキ化に至った経緯

タイヤ交換とチューブ交換なのに、「キャリパーブレーキに交換」ってなぜ?

「最終調整をする前に、ネジの点検をしよう!!」

大事なので、書きました。

ワタクシの今回の失敗がこれです。

タイヤ交換を行った際に、ローラーブレーキ(ママチャリの大半に使用されているリアブレーキ)のネジを1本、取り付けするのを忘れた訳です。

この部分のボルトナットです。

ローラーブレーキのアーム?といえば良いのでしょうか?

それを固定するのを忘れていたのです。

そして、そのままブレーキワイヤーの調整をするために走行して、ブレーキをかけると・・・。

上の写真のように(整備するために逆さまにしています)、ローラーがホイールと一緒に「ぐるん」と共回りして、固定されてしまったのです。

ワイヤーを緩めたら、ブレーキは解除されたので一安心でしたが、フリーで動いていたはずのアームが元に戻りません。

ここで、もう一度、頭によぎりました。

「買い換えた方が安い」と・・・。

しかし、チューブとタイヤを交換したばかりです。

勿体ないです。

なので、ブレーキを交換しようと思ったのですが、そのままでは面白くありません。

そこで考えたのが

「キャリパーブレーキ化」です。

正直、ママチャリの整備性の悪さに辟易していたのです。

タイヤ交換の為に、ブレーキワイヤーを外したり、フェンダーを外したり、チェーンカバーを外したり。と、外すパーツが多すぎです。

その整備性を手に入れる為にも、頑張ってみました。

ちなみに、ちょっと前に、漕いだ時に「チャカチャカ」と、音がうるさかったので、ある程度バラして注油した時に、フェンダーやらは全て外していました。

TEKTRO キャリパーブレーキ

安くて良さそうな商品を選びました。

Amazonのコメントを見ると、定番商品みたいですね。

値段も安くて懐に優しいです。

クリックすると、大きくなります。

これをママチャリに取り付けします。

取り付け位置の確認

元々、フェンダーを固定していたステーがあったので、そこに取り付けしようと考えていました。

特に、ブレーキのアームとホイールのリムまでの距離を測って購入した訳では無いのですが、良い感じになりそうです。

この赤丸のステー部分に穴を開けて取り付けしようと思います。

仮当てをしたのですが、ちょうど良い感じですね。

うまく行きそうな予感です。

ちなみに、ブレーキワイヤーを外してみると

こんな感じでほどけてしまっていました。

ステーに穴を開ける前に

さて、ステーに穴を開けないといけませんが、何ミリの穴を開けないといけないのかを調べる必要があります。

そんなときはコレ

デジタルノギスです。

ホームセンターのコーナンで、10年近く前に購入してました。

DIY用なので、安かった記憶があります。

これで測定します。

こんな感じで、ゼロにしてからです。

何回か測定しましょう。

とりあえず「6ミリ」の穴を開けることを目標に頑張ります。

穴あけ開始です

穴を開けるのも工具が必要です。

これまた何年も前に購入したドリル刃セットです。

これの「1.5ミリ」を使用します。

ここで、一気に「6ミリ」の穴を開けようとすれば、多分、失敗しますよ。

失敗すれば、元には戻せないので、慎重に作業します。

ドリルチャックを使用します。

相手は鉄なので、電動ドリルに直接、刃を装着しても、共回りしてしまう可能性が高いです。しっかりと刃を装着します。

ちなみに、電動ドリルに装着しているバッテリーは、純正品ではありません。

Amazonにて2年前に購入した、容量が大きめのバッテリーです。

色々なメーカーがヒットしますが、まぁ、ブランドが違うだけで同じ商品(外見は違うかもしれませんが)だと思います。

しかし、安くて2個セットなのでお買い得です。

ちょっとずつ、ドリルのトリガーを引いて、ちょっとだけ「キズ」を入れる感覚で、ちょいちょいドリルを回転させていきます。

一気にトリガーを引いてしまうと、ポンチで位置決めをしている訳では無いので、ズレてキズだらけになります。

これぐらいの凹みができたら、次の段階に進みます。

お次は「3ミリ」で作業です。

失敗しないコツは、時間がかかっても

「ちょっとずつ」です。

凹みが大きくなりました。

そして、また次の段階にいきます。

お次は「4.5ミリ」です。

ここで「6ミリ」にしようか悩んだのですが、そこまで時間がかからない作業なので、慎重に行くことにしました。

次の作業で「6ミリ」の刃を使用するので、貫通させて穴を開けました。

しかし、中央から、ちょっとだけ手前方向にズレてしまってます。

6ミリの穴を開けた時に不安です。

6ミリともなると、かなり太く感じます。

やはり、手前がちょっとギリギリになってしまいました。

大丈夫かな〜?

とりあえず、目標の6ミリまで到達したので、キャリパーが通るか試します。

はい。通りません。予想通りですが・・・。

その為、6.5ミリの刃を使って、穴を大きくします。が、バリをとる感じで軽く当てます。

ちょっとだけ大きくなりました。

無事にキャリパーが通りました。

これで仮止めします。

ここからはワイヤーの作業に移行します。

ワイヤーの取り回しを変えよう

元々は、リアホイールの中央部分にブレーキワイヤーが伸びていました。

これをサドル下まで持ってきます。

ワイヤーステーから抜いて、上に持ってきます。

キャリパーを横からみた感じです。

一気にスポーティーな感じになりました。

ワイヤーを固定する前に、キャリパーを固定してあげます。

まずはここにワイヤーを通します。

先端がほどけた状態だったので、まとめるのに苦労しました。

お次は、このワイヤーを固定するための、穴が空いたボルトに通します。

綺麗なワイヤーだと、この状態でスルッと入るのでしょうが、ワタクシは無理でした。

一度、ボルトを外して通さないと通りませんでした。

無事に開通。

あとは適当に引っ張って、ブレーキパッドがリムに触れるクリアランスを調整して、ボルトを締めてあげるだけです。

で、パッドのセンター調整です。

ここで調整するのですが、なぜに自転車って奇数ミリのナットなどが多いのでしょうかね?

ちなみにワタクシは、シグネットのスイベルギアレンチを愛用しています。

今は新商品?スパナの部分もラチェット構造になってるみたいです。

FACOMのスパナみたいですね~。

ちなみに、こんな感じ

このあたりは、何度か走行して、ブレーキかけてを繰り返して調整しました。

ちなみにですが、無理矢理にワイヤーを再利用したので、パツンパツンで、ブレーキの戻りが悪いです。

ダイソーにブレーキワイヤーが売っているので、次回、しっかりとした長さを確保して作業します。

ちなみにローラーブレーキを取り外すと、ホイールが装着できなくなるので、そのままです。

こんな感じでタイラップで固定してます。

あまり引っ張りすぎると、ブレーキが効いてしまうので、優しくです。

ブレーキワイヤーの交換

ダイソーで100円で購入したブレーキワイヤー。

今回も購入しようと思ったのですが、売っていませんでした。ダイソーの通販も「売り切れ」の文字が・・・。

廃盤になったのでしょうか?

仕方なく、ホームセンターで500円ぐらい出して購入しました。

普通のブレーキワイヤーです。

こんな感じでギリギリの(無理矢理つなげてる)状態なので、交換が必須です。

って事で交換です。

交換自体は簡単ですね。

キャリパーのブレーキワイヤーを固定しているネジを緩めて、ブレーキレバーの、ここの裏側に入っているタイコ部分を抜いて、引っ張ると抜けます。

そして、アウターを取り外すだけですね。

まずはアウターを、ブレーキレバーに取り付けて、目的の場所へと通します。

ゆとりを持って、テンションがかからないようにします。

前回は、パツンパツンだったので、大きくアールを描くようにしました。

で、アウターを切断です。

汚いです。

アウターの中には鉄?アルミ?が入っているので、ニッパーやワイヤーカッターなどで切ると、断面が潰れます。

仕方ないので、ニードルなどで、穴を広げてワイヤーを通します。

ワイヤーを通す前に

意味があるかは不明ですが、ワイヤーの動きを良くするために、このシリコングリスを、ワイヤーに薄く塗ってからワイヤーを通しました。

まぁ、グリス等は必須では無いので、無ければ、そのままでもいいと思います。

で、ワイヤーを切断です。

ワイヤーカッターです。

ニッパーなどでも、無理矢理、切断もできますが、切断面がささくれて、エンドキャップが入らなかったりするので、できればワイヤーカーッターで切断したいですね。

で、ブレーキワイヤーの調整ですが、ワタクシは、キャリパーをリムに押し付けた状態で、ワイヤーを引っ張って固定しました。

何回かブレーキレバーをニギニギすると、若干ですが、ワイヤーが戻るので、シューとリムの間に隙間ができます。

これでOKです。

最終チェック・・・。

ここで問題発生!!

ブレーキは効いたのですが、シューを見ると、斜めに傾いてます。

シューのネジ止めが緩かったのかな?と、思ったのですが・・・

キャリパーを取り付けているステーが、ブレーキの力に耐えられず。曲がってしまってました。

すごい力なんですね〜。ブレーキって・・・。

このステーの補強が必要です。

ホームセンターなので、程よい鉄製のステーかを購入して、次は補強しようと思います。

おまけの作業です

ホームセンターママチャリの宿命?

サドルのポールがサビサビです。

ついでに、適当というか、かなり大雑把に錆び取りしました。

ポール部分だけです。

なんか、むか〜しに購入した安いドリルセットについてた物です。

これで削っていきます。

こんな感じで、かなり荒い番手のヤスリで削った感じで、サビが取れました。

このあと、耐水ペーパーなどで磨いてあげれば綺麗になるのでしょうが、面倒なので、これで終了です。

そして、効果があるかは不明ですが、

家を物色していたら発見した、これまた、むか〜しに購入したシリコングリスがあったので、ブレーキパッドなどに使用する用途ですが、

塗って、最後はタオルで拭き取りました。

サビ防止になるかは不明ですが、やらないよりかはマシ?

蚊取り線香に感謝

ワタクシは蚊に噛まれやすいのです・・・。

ケースは金鳥の最強蚊取り線香と、ホームセンターの人に勧められたので、購入して、2つ付けて作業しました。

一度も蚊に噛まれませんでした。

感謝。

ではでは・・・

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