素人(主に)ガンプラ奮闘日記「God Hand アルティメットニッパー5.0(GHSPN120)」をレビューする

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このブログは趣味に関する記事が多いですが、広告収入・アフィリエイト収入での記事が含まれています
商品レビューに関しまして、メーカー様や代理店様から商品提供を受けての記事もございます。
そのような記事は冒頭に「商品提供の記事」と記載するようにしておりますが、他の私の自腹購入での商品レビューと特に変わらない感想を素直に述べる事を信条として書いています。
ぜひ、参考にしていただければと存じます。

あくまでも「素人」が考える「素人考察」です。
うん?違うのでは?って感じた時は、真偽のほどをご自身で調べて下さい。
ワタクシの考えですが「一つの考察」だけを読んで結論を出すのは危険です。
「一つの考え方」と思っていただければ幸いです。

ガンプラにはまってるワタクシです。
最近は「メカトロメイト・ウィーゴ」にもハマってます!!

そんなワタクシが、巷で有名な「ゴッドハンド アルティメットニッパー」を購入しました!!

凄いニッパーが欲しい!!って動機では無く(全く無かった訳ではないですが)他の普通のニッパーと何が違うのか?

それが知りたくて・・・

みなさんが絶賛するので「買って損した」って事は無いハズなので、思い切って購入しました!!

その「素人」ですが、素人なりの実際に使用した感想を現時点(2022年6月購入で6月現在)の意見で書いていこうと思います。

「現時点」と書いたのは、使用頻度で考え方が変わるからです。

これってどんな商品でもありますよね?
購入当時は「すげ~、めっちゃ便利」って思ってても数か月使用したら「やっぱり不要だったな・・・」って思ったり、その逆もまた然り。

って、ことであくまでも「現時点」での感想レビューです。



目次

ゴッドハンド アルティメットニッパー

ゴッドです。神です。

神の手・・・「ヒカルの碁」を思い出します・・・これは「神の一手」か・・・

メーカーさんの心意気を感じる名前ですね!!

主に模型パーツを「削る」「切る」「磨く」「掘る」為のギアを販売しているメーカーさんっぽいです。
(ぽいって発言は、正直に言うと普通のワタクシの生活の中で聞いたのが初めてなのでスミマセン)
しかし、それ専門で追及しているメーカーさんは凄いですね!!

HPをみても「こんな商品あるんだ!!」ってビックリするぐらい「マニアック」です。

普通の人が見ると「何に使うのこれ?いらんやろ」って即答するぐらいです(言い過ぎ?)。

でも。購入するしないは別として「面白い」ので一見の価値ありです。

そういう商品が有るんだって知識で持っていると「こういう工具ないかな~」って思った時に頭をよりぎます。
知ってるか知っていないか?
これは「一歩リードする」事に必要不可欠ですね。
そういう意味ではワタクシは「無知」なので「素人」です。

久々の「前置きが長いワタクシ」のレビュー記事ですが、

「めっちゃ切れるニッパー・・・に・ニッパー!?」

です。

否定的意見ではありません。

一般市民なワタクシが想像する意見ですが、専門的な言葉やオリジナルの商品名などを付けると「認知度が低下する」ってことで「ニッパー」って付けてるのかな~って邪推します。

素晴らしい商品を販売したい。と思っても「原資」が無ければ何も出来ないし売れなければ事業継続も不可ですもんね~。

このレビュー記事を書こうと思ってた時に、なにやら騒がれていたのですが・・・
商品名というか、工具のパーツ部の名称に対してなのか・・・
はっきり言って「どうでもよくね?」って感じました。工具なんて要は

「自分に合ってるか?使いやすいか?用途に合ってるか?」

です。

それを名称の「定義」を持ち出して「違う」なんて発言はどうなのか?
定義なんて時代によって変化しますし(考え方・捉え方)、そんな事いったら車の名前なんて定義無視だらけですよ。

まぁ、このニッパーに関しては古い言い方ですが

「いつかはクラウン」

オッサンなので許して下さい。

今やクラウンって普通に走って普通に若者が購入して乗ってたりしますが、昔は「社長」が乗ってた車ですよね~。

会長はセルシオで、部長はマークⅡとか・・・

一歩上を行けば「センチュリー(会長)」「セルシオ(社長)」「クラウン(専務)」「マークⅡ(部長)」ですかね~(古すぎ?)。

なんのこっちゃな話ですが、今の時代は古い考え方ですよね?

・好きな物を購入する
・自分に合った商品を購入する
・使用用途にあった商品を購入する
・あこがれの商品を購入する

これが当たり前で当然の権利なのですよ。

妬みつらみ羨ましがりがあったとしても「自分に合わない商品を非難する」のは違います。

・自分には合わなかった
・思ってた使用用途としては違った

後は「腕(技術)が共わない」ですね。

ワタクシは「プロ用」って言葉に惹かれます・・・
さぞかし使いやすくて素晴らしい商品なんだろうな・・・
その上「プロ用」なのになぜか「初心者・初級者用」より安い・・・
買うしか無いでしょ!!だって「プロ」だよって購入して痛い目を見た事は数知れず・・・

プロ用や上級者用って商品は訳があるのです。

・クセがある
・使い難い
・気を遣う
・大怪我のリスク
・使用用途が限られる(専用工具)
・知識が必要
・技術が必要
・特性の理解
・考え方の柔軟性と発想

などなど・・・

スポーツ用品のギアも同じことが言えると思います。

何故か「初心者用」の用品の方が高くて「上級者用」の商品が安いのか(絶対ではありません)・・・

自転車でも、フルカーボン(ドライカーボン)を使ったりしてる商品は別として、同じ材質・同じ見た目なのに価格が違う・・・

それは

「無駄な物を省いてる」

だけと思っています。

初心者には必要な安全装備は、色々と理解している上級者には必要ありません。

その分、パーツ数が少なくなり価格が安くなります。

走る場所(使用箇所)が無制限(公道など)かクローズド(サーキットなど)かの違いもありますよね。
車両についても同じです。

極限にスリムアップして極限までに尖ってる(用途が限られてる・使用するのに失敗や危険が伴う)商品だと思っています。

すっご~く長く書きましたが、このニッパー(ワタクシは敢えて言うとニッパーとは思っていません)にも通じると感じます。

プラモ初心者みたいな事を書いてて何を言ってるんだ?って思われるかもしれませんが、そこそこの車両用工具や単車用工具・家庭電動工具などを使ってきたワタクシ思うわけですよね~。

なら、このニッパー(ワタクシ的に仮)は買いなのかどうか?を聞かれると

「必要と感じたら買い」

って、当たり障りのない答えになるのが本音です。

絶対に購入した方がいいって商品とは違う気がしますかね~。

ただ、購入して使用したワタクシは

「購入して良かった!!」
「こういう商品が欲しかったのだ!!」

です。

ある意味「ピンポイントすぎるストイックなニッパー(ワタクシ的に仮)」です。

それを、長々と自分勝手に好き勝手に書いていきま~す。

今までで一番前置きが長いかも!?

では、商品を見ていきます。

商品本体

まずはパッケージからです。
ワタクシの近所の家電量販店では、一般的なプラモデルしか置いていないので(スケールモデルも無し)こういった商品を手に取って見る機会はほとんどありません。

店頭に並べるには高価ですが、フックに対応してますね。商品とは関係ないですけど・・・

裏面には注意事項などがかいてあります。

切断能力は3ミリ以下のプラスチック用と書いてます。
プラ以外の物も切断できたりするでしょうが、切れ味が一気に悪くなる可能性大なのでプラ専用で使用した方が無難ですね。

また、クリアパーツや硬いランナーには使用しないで下さい。との事です。
刃が薄い為に欠ける可能性が有ると言う事です。

この辺りは注意しないとダメですね。

記載事項を読むと理解できますが、この後に実践した際の事を書きますので、そこで詳しく説明していこうと思います(素人思考ですが)。

「ねじらない」事は守りましょう!!

新品なので綺麗です!!
使うのがもったいない・・・
使わない方がモッタイナイ・・・

一枚目の上部側が「刃」で二枚目の上側側が「まな板」です。

裏側です。
こちらも一枚目の上部側が「刃」で二枚目の上部側が「まな板」です。

写真で撮影してアップで見ると違いが一目瞭然ですね。
ちなみに、ワタクシが今まで使用していた(現在も併用しています)ニッパーはこちら。

こちらもプラモ専用品って事で購入しました。
刃の部分は以前にヤスリで削った?研いだ?為に、購入時とは違っています。

刃の裏側の傾斜と薄さによってゲートが白くなるかの決め手にもなると感じています。
ニッパーでゲートを切断する際に、刃で挟まれたゲートが切断される前に上側に引っ張られる為に力が入り白くなるのでは?と・・・
かといって傾斜を付けないと切り取ったゲートの残骸が残ったままになり、切るたびに掃除しないとダメになりそうですね。

包丁でキュウリや玉ねぎの薄切りした時に包丁にくっついたままになるあれです。

こちらのニッパーは両側とも「刃」になっており、両側から切り取る形になる一般的なニッパーです。

では、もう一つ

黒い刃のニッパーは「模型・プラモデル用」ではなく「万能ニッパー」とでも言いましょうか?
プラモでも使える薄刃ニッパーと言う事で購入しました。

確かに「刃」の部分は薄くて鋭い感じですが傾斜がきつく、結果的に分厚いブレードになってます。

切れ味は悪くなかったのですが、先に述べた傾斜がきつくゲートが上に引っ張られる力が強くなる為、慎重にゲートを切断しても白くなることが多かったです。

その為、こちらも削ってみましたがブレードの傾斜がきつく(分厚い)あまり変化は無かったですかね?

ちなみにニッパー先端の表面?パーツに密着する部分ですが「ラウンド型」と「フラット型」があります。

「模型用」として販売されているニッパーは「フラット型」になってると思います。
フラット型でないとパーツに密着させたときに隙間が出来てゲートが残るからです。
「ラウンド型」は、配線などを切断する為のニッパーや普通の?ニッパーに多い気がします。
また、よく切れるニッパーだとしても「模型・プラモデル用」でなければ「確実に切断させる為」にフラット型・ラウンド型に問わず「段差」がある可能性が有ります。
ハサミを考えると刃が交差して交わります。そんなイメージですかね?ニッパーなので実際に交差することは有りませんが・・・

そんな感じで同じ「ニッパー」であっても違いがあるので、プラモ作りをメインで考えるなら高価な商品を購入しなくても「模型・プラモデル用」を購入した方が確実です。
もっと言うなれば「プラモデル用」ですね。

100均ニッパーでも「模型用」として販売されてるニッパーが存在するかもしれませんが「模型(素材が多岐に渡る)」と「プラモデル(プラスチックモデル)」とは似て非なる商品と考えてるので(そこまで明確な違いで販売してないかもしれませんが)「プラモデルにも使える」では無く「プラモデル専用」を購入した方が「買い直し」のリスクが減るかな?と・・・

ちなみにゴッドハンドの当商品は

「プラスチック模型専用ニッパー」

です。

先端保護ケースです。

刃が薄い為「怪我」のリスクも高いですし「落下」により刃の損壊も防げるので、使用しない時は必ずつけるようにしましょう。

メンテナンスキット

ニッパーにメンテナンス?

ニッパーも工具です。
駆動部が有る限りメンテナンスが必要です。
と、言いつつハンドツール(車やバイク、木工関係の工具)に関しては一切メンテをしていないワタクシですが・・・
そのメンテナンスキットも別売で発売されています。

こちらです。

メンテナンス用のオイルと、切りくずを払う歯ブラシ・オイルを拭き取るウエスのセットです。

このウエス「キムタオル」です!!

高級品です!!
ペーパーウエスと言えばこれ!!ってぐらい有名ですね。
ワタクシは購入できずに100均で購入できるキッチンペーパーを使用しています。

こんな感じで収納できるパッケージになってます。

肝心のメンテナンス方法ですが

STEP
掃除

歯ブラシで刃に付いた切りくずを取り除きます。
ワタクシは作業中はティッシュでサッと落としてますが・・・

STEP
注油

可動部に注油します。
取説では週一が推奨との事です。

STEP
防錆

ニッパー全体にオイルを薄く塗布します。
取説では「使用毎」とあります。
(まだ一度も・・・)

STEP
拭き取り

無駄なオイルをウエスで拭き取ります。
車のワックスと同じですね。
この拭き取りの際はティッシュはやめてた方が良いかも・・・
(以外にティッシュって硬くて目が粗いのでキズが付く可能性あり)

手順としては以上です。

まぁ、簡単ですね。
そう言いつつ一度も行っていないワタクシ・・・
なんか「オイルがモッタイナイ」って貧乏性が・・・

防錆に関しては毎日使用するのであれば、目視で判明しますが(錆びてからでは遅いですが)数日か長期間使用しない場合は必須ですね。

電動工具や何かの「刃」を購入した方は知ってるかと思いますが、新品時の「刃」って油でベタベタになってることが多いです。

これも「サビ防止」です。

車のローターなんて「これでもか!!」ってぐらいベタベタですよ~(もちろん拭き取ってから取り付けしますけど)

鉄製の料理器具もそうですね。

「サビ」は精密刃物には天敵です!!

で、この記事を書いた後にオイルアップをしたのですが驚くほどにスムーズに動いた!!
そして、見えない箇所の駆動部にサビか汚れがあったのでしょうか?
拭き取っていくと汚れが・・・
まだ購入して日数は経過していないのですが・・・

メンテは大事です!!


商品に関してはこれで終了です。

もっと詳しく・・・って思う方は、メーカーHPをご覧いただいた方が素人考察より為になるかと思います。

次は実践編です。

本格実践の前の印象

商品を眺めていても「モッタイナイ」で使用を控えても意味ないですね。

やっていきます!!

失敗です・・・
ゲートが残っていますね。
しかし、ニッパーに残ってる切ったゲートの残骸を見て下さい。

どう思いましたか?

切ってる?削ってる?

ワタクシは「削ってる(削いでる)」って思いました。

今回の使用が初めてな訳ではありませんが、初めて使用したときにも感じました。

「デザインナイフの平型刃みたい」

です。

デザインナイフも言うなれば「片刃」ですね。
一方の刃を手で押さえつけて切る(削ぐ・削る)工具です。
こちらの「ニッパー」も、片方にだけ「刃」が付いて反対側は「当て板」です。
初めて使った時に思った印象は・・・

「ニッパー型 デザインナイフ平型Ver」

です。

ニッパーって「切断」する為の工具って感じですが、この商品で思った事は力を簡単に伝えることが出来る「削る・削ぐ」ために作られた「治具」です。

治具って工具その物って感じでは無く、工具を使いやすくするための補助道具って認識なワタクシです。

この「ニッパー」で言うと、デザインナイフ平型刃を簡単に使用する為に、ペンチ先の片側ににデザインナイフの平型刃を取り付け出来るようにしたグリップ。
そのグリップ単品だと「治具」ですが、刃を取り付けた商品なので治具では無く「工具」になり、そんな長ったらしい商品説明をしたり商品名を付けると

「なんじゃそりゃ?」

って感じになるし「削る・削ぐ・スライスする」=「切る」と同意義と捉えると「ニッパー」でも間違いではないですね。
通常のニッパーでも使い方次第で「削る」事も出来ますし。

「カンナ」の工具を考えると「切る」って印象は無く「削る・削ぐ」為の工具ですけどね。

ワタクシ的には「切る為のニッパー」ではなく「削る・削ぐ」為の「デザインナイフ平型刃」を超使いやすくした商品って位置づけになりました。

使い続けた今後の印象は別かもしれませんが、今の所の印象です。

実践編の冒頭で言う事では無いかも知れませんが

「切断能力」

を期待して購入すると「コレジャナイ感」が出るかもしれませんね。

ワタクシ的には、この商品の一番重要なポイントだと思います。

切ると削るって同じと言えば同じ?かも知れませんが、

ランナーにくっついてるパーツを取り出す時は「切る」で、ランナーから切り出したパーツのバリ(ゲート)を切る(削る)為の工具を分けた商品。
「パーツを切り出す」用途でも使用できますが、どちらかと言えば「切る(一般的なニッパー)」より「削ぐ・削る(デザインナイフ平型刃的)」使用用途な工具と言うか・・・

同じ事を何回も言ってる気がしますが、ニュアンス?捉え方?定義?考え方?の違いが多くでますね。その為に「こんなのニッパーでは無い」って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、冒頭でも書きましたが「ただの商品名」です。
「だいこん」って商品名の「バット(野球で使う)」を販売して「大根だと思ったら食べれないじゃないか!!ふざけるな!!」
って難癖付けてるようなものです。
それなりの工具の場合は、どういった特徴を持った商品なのか?を、一般的な商品名が付けられていたとしても調べるのは消費者として最低限の事かな?と感じます。
これは、あくまでもワタクシ的意見ですのでメーカーさんの意向とは違うかもしれませんが、使用者がその商品の印象を勝手に想像することもまた自由です。

でも、この商品が「ニッパーでは無い」と言ってる訳でもなく「使えない」と言っている訳ではありません。

既に「手放せない工具」となっております。

あくまでも商品名で判断するのではなく、使用用途や性能などを理解した上で工具は購入しないと、この商品に限らずに失敗するので気を付けましょうね。って事です。

では、今度こそ色々削った結果のレビューです。

実践

これからの画像のパーツは、先に紹介させていただいた「刃の比較」で写ってるニッパーでゲートから切り離して、残ったゲートを「アルティメットニッパー」で処理しています。
アルティメットニッパーでもパーツの切り取りも可能ですが、オススメしません。
あと、同じようなパーツの画像が多くて長いです・・・

これも失敗ですね。
この程度のゲートの残りであればデザインナイフで簡単に後処理できます。
ただ、ゲート残のフチが白くなっていないので成功とも言えるかな?

ちなみに、ワタクシは上の画像のような場所の「曲面についてるゲート」に関しては、このニッパーに限らずですが苦手と考えます。
こちらのニッパーで綺麗に削り落とそう。と頑張ると、なんの抵抗もなくパーツも一緒に削ってしまったり、どれだけ頑張ってもアールが付いてる所のゲートは残ったりします。

こういった部分は素直にデザインナイフと併用するのが一番ですね。

お次は段階を踏んで削っていきます。
デザインナイフ的な使い方です。
薄く薄く削り取っていくと白くなってる部分がなくなってきました。

最終結果です。
若干、ゲートが残ってるので失敗です。
まぁ、成功か失敗かを問われると成功かもしれませんが、今回のワタクシの実践?検証は「ゲートを残さず削り落とす」事を重点としているので・・・
普段でしたら「成功」で残りはデザインナイフで処理します。
また、先ほど「曲面のゲートが苦手」と書きましたが、このゲート場所のように「パーティングライン」が付いてる場所のゲートも苦手かな〜と。
但し、これに関しては他のニッパーでは起こりえない現象です。

「パーツへの密着度が高く、刃が薄く鋭いのでパーティングラインに引っかかる」です。

その為、ゲートを処理しようと刃を密着させて削ろうとすると、パーティングラインも一緒に削れてしまって、その部分が白くなったりゲートが削りきれなかったりします。

これはワタクシの「技術不足」と「慣れていない」ことが原因だと感じてるので、克服していこうと思います。

これまた失敗例です。
1枚目はゲートが太い状態で削り落としたので、中央とフチ・パーティングラインも削れて白くなってます。
2枚目はそれを回避しようと少しづつ削った結果、ゲートが残ってしまった(手前側)と頑張りすぎて若干えぐれてしまった(奥側)失敗です。

全然。成功していないじゃないか!!って?

はい。ゴッドハンドさんにも申し訳ないぐらいですね・・・

でもね、使い方や特性を理解して使いこすことが出来れば完璧商品です!!

どこにゲートがあったでしょうか?

パッと見た感じでは分からなく無いですか?

赤丸の部分です。
寝かせた状態で見ると少しだけゲートが残ってるのがわかりますが、ニッパーのみでここまで処理できるってすごく無いですか?

黄色のパーツは元々ゲート跡が目立ちにくってツッコミは置いといて・・・

うまくいくと、どのパーツ・色でも上のパーツのように処理できます。

ワタクシの成功率が「今の所低い」って事です。

事例をどんどんアップしていきます。

今度はピンクパーツです。
そして、若干ラウンドしてる箇所のゲートです。
これも「腕が上がると」処理できるのかもしれませんが、刃が密着しないのでゲートが残っています。

反対側です。
こちらは上手くできたかな?
あれっ?さっきラウンドしてるから上手く密着しないって・・・

これは刃の当たり面が先ほどのゲートと違い、密着しやすい位置で削れたからです。

この商品は「片側のみ」にしか「刃」が付いていません。
その為、ゲート手前側に障害物(パーツが盛り上がってるなど)が存在する場合は苦労します。
普通のニッパーだと逆手にとって作業したり、パーツを裏向けてニッパーを当てがったりできますが、それが苦手です。
できない訳ではありませんが、なかなかに削りにくいです・・・

そして、ゲートがパーツの真ん中にある箇所も苦手って感じです。

こんな箇所ですね。
取説にも書いていますが、ゲートを残さずに削り落としたい時は「まな板」部分をパーツの縁にズラして設置して使用して下さい。と、あります。
それが不可能な箇所です。
その為、どうしてもゲートは残ってしまいますね。
これは仕方ないので諦めましょう。

イメージとすれば

こんな感じですかね?
これはイメージが付きやすい様に極端に傾けてるので、実際にこの状態で削るとパーツ自体も削ってしまうので厳禁ですが・・・
実際に、ここまで傾けてゲートを削って実験すると出来ましたが、刃の事とパーツの事などを考えると現実的では無いですし、リスクが高いです。
素直にデザインナイフで削りましょう。

しかし、みなさんが言ってた言葉

「左手用も揃えれば完璧」

の意味を理解できました。

あと、合わせて書きますが「ランナーから切り落とす時にできたゲート根本の白化」は仕方ないと諦めています。

それも気をつけるのであれば、パーツ切り落とし用の切れるニッパーを用意した方がいいですね。

だったら、この「よく切れるニッパー」でパーツも切り出したらいいじゃない?って?

オススメしません。

これはワタクシが感じた事ですが「刃が薄い」ので「切れ味抜群で切り出しも楽」と思いきや、刃が「薄すぎる」為に、ランナーの残ったゲートとパーツに残ったゲートに刃が挟まって、両側からの圧で刃が抜けなくなります。それを引き抜こうとすると「刃が欠ける」リスクが高くなる。
その為、ワタクシはランナーからの切り出しには使用していません。
実際に使用したときは焦りました。

「刃が抜けん!!」
って・・・

で、初めに大事と書いた「ねじらない」との意見に繋がった訳です。

挟まると「ねじって(ひねって)抜き取る」事をやってしまうんですよね〜

通常のニッパーだと何の問題もないですが、この商品で行うと「刃が折れる」って感じになります。

なら、耐久性も悪いの?

それは「耐久性と頑丈性は違う」ので安心して大丈夫かと思います。
思います。と言うのはワタクシ自身が購入して1ヶ月も経過していないからです。
昔から利用している方の話を聞くと「メンテ」をしっかりしていれば耐久性は問題なし。それよりも「刃欠け」に注意すべし。って事なので。

ランナーからパーツの切り出しに適していないのであれば「ニッパー」じゃ無いじゃん!!って?

だからワタクシは言ったのです「ニッパー型にした平型デザインナイフ(治具一体型平型デザインナイフ)」って・・・

まぁ、勝手にワタクシが思ってることで「切り出し」が出来ない訳でもありません。オススメしないってだけです。要は

工具はその特性に合わせて使用する必要がある

なので「ニッパー」って名前が付いてるからどうこうではありません(何度も書いてる気がするけど)。

使い方は人それぞれです。
ワタクシが感じた反対で「切り出しに最適」って感じて使用している方もいらっしゃるかと思います。
「一発切りで時間短縮」
それを否定する訳ではなく、ワタクシ的には「よく使いこなしてるな!!どうやって使ってるの?」って、その使い方に興味を引かれますね。

また盛大に話が逸れましたが、ワタクシは上記の考えを持って使用して検証してる。って事をご理解ください。

全然ダメじゃんって?
一緒に写ってるニッパーを見てください。
これは、今まで使用していたニッパーでゲートを処理した画像です。

そして、これが今までのニッパーで処理したゲートを改めてアルティメットニッパーで処理した画像です。

他のニッパーで切り落としたゲート跡を、さらに削り取ることが出来る性能!!

素晴らしい!!

ただ、今回の箇所は「丸味を帯びた箇所のゲート」なので、綺麗に削り落とすのは鍛錬が必要です。

平型デザインナイフで処理しました。

どうでしょうか?併用すれば、さらに完璧に近づきませんか?

ワタクシ的には「大成功」の部類です。

デザインナイフを併用するなら、このニッパーを使用しなくても同じじゃない?
まぁ、そう感じたり考えたりするのも当然ですね。
では、なぜワタクシが「手放せない」と感じたのかは・・・

  • デザインナイフでの後処理が超簡単になる
  • デザインナイフで後処理する前の白化が防げる
  • デザインナイフを使用しなくてもいい場所が増える
  • 綺麗に処理できるとニンマリする

結果、時間短縮につながり素組みでも満足できる綺麗さに仕上がる(失敗もありますが)。

ストレスが少なくなるし、ゲート処理が楽しくなります。

「塗装するからヤスリがけするし必要?」

はい。ワタクシも思っていました。

しかし「ヤスリがけするからゲート処理を適当」に行ってたワタクシ・・・
意外にゲート跡をヤスリで削り落とそうとすると時間がかかる(残してるゲート量にもよりますが)・・・
低い番手で削ると早いですが、その後のヤスリがけの回数が増えて時間がかかる
結果、何回もヤスリ掛けをすることでモールドを削ってしまったり丸くなったり(技術不足?)・・・
ヤスリを使う量が増えるので、消耗も早くお金がかかる(これ大事)・・・

と、テキトーなワタクシだからこそ起こり得る事例かもですが、その心配が解消されました!!

まぁ、だからと言って「絶対に買うべき!!」って訳でもありません。

自分の使用用途に合うかも?と感じたら検討したらいいと思います。

ワタクシは「他のニッパーと何が違うんだ?」に興味があって購入して、実際に使用したら「すげ〜。面白い!!」って感じた訳ですしね。

前評判?すでに使用している方の評判は上々でも実際に使用しないと工具なんて(特に切断系の工具)使い勝手は分からないものです。

その結果、ワタクシには「合っていた」って事です。

購入すれば「幸せになれる」とは思いますが、既にニッパーを持ってるのであれば「絶対に必要」では無いですからね。

ただ、工具好きなら購入して損はないと思います。

また話が逸れましたが、続きをいきます。

これは今まで使用していたニッパーではなく、いわゆるフラット面の万能ニッパー(模型にも使えます的な)です。
これでもゲートは平らに切り落とすことは出来ますが白くなってます。

塗装前提やツヤ消しトップコートのみを行う場合は、この状態でもOKかなとは思います。
その場合は「あまり必要ない」ですよね。

自分に合った作り方で選択したらいいと思います。

素組みメインであれば、持ってて損はないと思いますよ。

検証に関しては次が最後です。

黒と赤のパーツです。

アップにしてるので粗は目立ちますが、普通に置いてたら気にならない程度です。と言うか、組み立て後では言われなければ分からない程度です。

使っていくうちに簡単に綺麗なゲート処理が成功する率も上がってくるので、楽しくなってきますよ!!

では最後に「パーツ切り出し」は今までのニッパーで行って、原則的にゲート処理は「アルティメットニッパーのみ」で処理したガンプラの画像をアップします。

ガンプラを作ってみた

先にも書きましたが、パーツの切り出しには今まで使用していたニッパーで、ゲート処理にはアルティメットニッパーのみを使用しています。
ただ、物理的にニッパーの刃が届かない・アールが付いている箇所でどうにもならない。という数箇所(5・6箇所ぐらいですが)はデザインナイフを使用しています。
ヤスリは一切使用していません。

ちなみに、パッケージを開けてパーツの切り出しを行ってゲート処理、写真を撮りながらで片付けを含めての完成までの時間は約3時間でした(ランナー紹介用の写真も撮ってます)。

早く無いですか?

おそらく、ゲートを綺麗に?処理をして完成した時間を考えれば最速タイムです。

作ったガンプラは「鉄血のオルフェンズ HG 百錬(ヒャクレン)」です。

これを選んだ理由はありません・・・
あえて言うなら「このガンプラを当日に購入したばかりだったから」です。

では、まずは部位ごとのアップです。

胸部

頭部

武器

部位ごとは以上です。

次は組み立てた画像です。

お次はゲート跡をアップにした画像です。

以上です!!

どうでしょうか?

ワタクシ的にはデザインナイフを数回しか使用せずにここまで作れて、しかも約3時間で全てが終了した。それに大満足です!!
今までデザインナイフを使ってゲート処理を行っていたのですが、このクオリティ以下で倍以上の時間が掛かってました・・・
それを考えると購入して大正解!!です。

この商品「良さそうだな」とか「買ってみようかな?」って感じましたか?

そんな事より「作るの下手くそすぎんだろ!!」

って思った方「お目が高い!!」だって素人奮闘記です!!

このアルティメットニッパーってダメなんじゃね?って逆効果?

違いますよ!!ワタクシが下手くそなだけですから、それだけは誤解しないでくださいね!!

もし、そう感じる方が多数ならば・・・

「ゴッドハンドさん。申し訳ございません」です・・・

このニッパーの良さを伝えたかったのですが・・・

ではでは・・




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