最近、TVを見ていると、株式会社サイエンスさんの「ミラブル」と言う、マイクロファインバブルシャワーヘッドなる商品のCMをよく見かけます。
顔にサインペンで線を書いて、シャワーで流すだけで落ちる。と言うあれです。
「そんな訳ないやん」
って思ってしまう「怪しい商品」の一つかと思います。
(サイエンスさんごめんなさい)
原理としては「消しゴム効果」かな?
しか〜し、実はワタクシも持っているのです。
サイエンスさんの商品ではなく
株式会社オーラテックさんの
「マイクロバブルシャワー ピュアブルⅡスィート(アイボリー)」
ですけれども・・・。
これは、あれです。ワタクシの懐事情が大きく関係します。
決してミラブルさんの商品が悪いと言う訳ではなく、むしろ今は、昔よりも「欲しい」そして「比べてみたい」と言う欲望の渦に巻かれています。
そんな「ピュアブルⅡ」を使い続けて約4年が経過しました。
(Amazonの購入履歴を確認すると、2017年に購入してました)
そんなワタクシと家族の今までの感想です。
マイクロバブルって何だ?
そもそも、これですよね。
数学の時間に習ったことがある「マイクロメートル」と同じです。
- 1m=100cm
- 1cm=0.01m=10-2
- 1mm=0.1cm=0.001m=10-3
- 1μm=0.001mm=0.0001cm=0.000001m=10-6
- 1nm=0.001μm=0.000001mm=0.0000001cm=0.000000001m=10-9
ですね。
ゼロが多すぎて目がおかしくなります。ゼロの数、あってるかな?
つまりは、青色マーカーのところの「マイクロ」にあたる大きさ付近の直径をした水玉。水滴。水分の大きさ。って事です。
めっちゃ小さいですね〜。
なら、小さければ小さいほど良いんじゃないの?と、思ったりもします。
しかし、何事にも合う合わない。があるのです。小さければいいと言う問題ではありません。
ちなみに、ナノレベルの水で洗浄するのは精密機器など。と、調べた記憶があります。
この大きさの水をシャワーヘッドで作ってあげて、細かい水滴シャワーで体を洗うと、皮膚や毛根の隙間に行き届いて綺麗になる。
と言う原理です。
歯磨き粉のCMでも見ますね。隙間にツブツブ(スクラブ)が入り込んで、汚れを落とす。みたいな。
冒頭で「消しゴム効果」と書いたのは、そう言う事です。
紙の繊維質の隙間に入り込んだ、鉛筆の成分(炭素と言うべきか黒鉛と粘土?)を、吸着性のあるゴム(消しゴム)で、取り除いてあげる。
小さい水滴を、肌についた汚れ(CMで言うとサインペンのインク)の隙間に入れて、洗い流してしまう。
その小さい直径の水滴を作ってあげるのが「マイクロバブルシャワーヘッド」と言う事です。
理屈がわかれば「何となく」効果がありそうに思えてきませんか?
でもね、実際に使ってみないとわからないし、実際に使っても「効果がない」「意味がなかった」と言う意見もありますね。
まぁ、こういった商品の宿命だと思います。
ただ「これを食べれば痩せる」や「病気が治る」みたいな商品より信頼性は高いです。科学的検証が各メーカーで実証しているので・・・。
ピュアブルⅡの使い心地
商品の詳しい説明は、メーカーHPに記載されているので、そちらをご覧くださいね(超手抜きブログです)。
4年間使用しているピュアブルⅡなので、現在の感想を言うと「普通」です。
えっ!!だめじゃん!!
いえいえ、そうでは無いですよ。これが当たり前になっているので普通に感じているだけで、以前、普通のシャワーヘッドに戻したところ「全然違うかったんだ」と、ビックリしましたよ〜。
本体です。
まぁ、普通のシャワーヘッドです。コンパクトでいい感じです。
使用年数に応じた劣化は見られますが、これは仕方ないですね〜。
4年間使用している証拠と思って下さい。
水圧が重要です!!
この小さい穴から空気を吸って、中に入っている特殊ノズルを水が通り、マイクロバブルが作られます。
えっ?シャワーヘッドの中に水が流れているのに空気が入るの?
入るのです。
「正圧」と「負圧」って事です。
押し出す力(水圧)→正圧
吸い込まれる力(この穴)→ 負圧
水流の速さに引っ張られて、この穴から空気が吸い込まれていくのです。
ストロー横に穴を開けて、飲み物を飲むと「気泡」が一緒に入って来ますよね?その吸い込む力も重要なのですが。
その為、マイクロバブルシャワーヘッドを使用する場合
「水圧が重要!!」
と、なります。
水圧の測り方が、わかりやすく「ピュアブルⅡ」の商品紹介ページで書かれています。必ず確認しましょう!!こちらです。
効果が無い・感じられない。との意見をお持ちの方は、もしかすると水圧が足りないのかもしれませんね。
でも、この穴から水が「ピュー」って出てくんじゃね?
水まき用のホースに穴が空いた時みたいに・・・。
シャワーを流してみます
まぁ、シャワーです。普通に水が出てます。
この時の、下の穴の状態です。
シャワーからの水が滴り落ちてるので、水がありますが、穴からは水が出てきていません。
この状態で、水をこの穴に置いてあげる(水滴をちょっとだけ垂らす)を、水を吸い込んでいきます。
空気を吸ってる証拠ですね。
ただし、水を止めると
「じゃ〜」と、おしっ・・・。
「じゃ〜」と、シャワーヘッドの中に入っていた水が抜けてきます。
水圧(正圧)が無くなったので、溜まった水が抜けていきます。
まぁ、当たり前ですね。
改めて使い心地です
非常に良いです。
体にあたるシャワー圧といいましょうか?肌に滑らかに当たっている感があります。
かといって水圧が弱くなった訳でもありません。
不思議な感覚です。
水の粒子が細かくなったので、肌にあたる感触も柔らかくなったと言う事だと思います。
妻も言ってました。
髪を洗うと、不思議なことにツルツルといいましょうか?
スベスベする感じになります。
妻や娘の髪を見ると、ちょっと艶が出ていました。
贔屓目かもしれませんが、手に当たる髪触り?は、本当に変わりました。
正直、「こんなに変わるのか?」と、ビックリしましたね〜。
使用当初は、マイクロバブルシャワーヘッドの効果を確かめるために、シャンプーやボディーソープを使用せずに、お風呂に入っていました。
それでも、肌も髪もスベスベする感じがしたので、
効果あるやん!!スッゲー!!
って、毎日が感動の連続でした。
まぁ、今は当たり前になっていますが・・・。
ちょっと悲しいです。
なので、比較検討の対象として「ミラブル」が欲しいと思っているのですが、今のワタクシには手が出ない高級品なのですよね・・・。
実際、この手の商品の「効果の有無」は、個人の感じ方による所が大きくあると感じます。
これは、マイクロバブルは発生しているのだが、効果を感じない。
効果が出ているのだが、実感できない。
などなど・・・。
難しい商品でもあります。
しかし、ワタクシは何度でもいいます。
効果はある!!(でも個人差あるよ・・・逃げの言葉です)
最後にもう一つ注意事項です
マイクロバブルシャワーヘッドの効果は、ワタクシは体感できていますが、いつも、どんな状況でも「マイクロバブル」が大量に発生する訳ではありません。
これは、「気温」や「水温」によるものが大きいです。
夏になるとシャワーの水温を下げます。冬になれば水温を上げます。
気温も変化します。湿度も変化します。
さて、空気は温度によって膨張しますか?しませんか?
膨張して体積が増えますよね。
マイクロバブルシャワーヘッドは、外気の空気を吸ってマイクロバブルを発生させる装置です。
外気温が低くても、水温が高ければ?
外気温が高くても、水温が低ければ?
色々な状況が考えられます。
その、色々な環境の中でテストを繰り返して、世に発売されている商品です。
それでも「完璧」は、はっきり言って「無理」ですよね。
それこそ「完璧」を謳っている商品は「詐欺商品」と、ワタクシは判断します。
それと、各メーカーの実験データにも、「水温」「気温」が記載されています。
よく確かめてから、自分の環境にあった商品を選びましょう!!
そうすると、驚くほど効果が出る商品に出会えます!!
ではでは・・・。
コメント