半年ほど前に「tp-link Archer TX50E」を購入して、Wi-Fi6対応になった我がパソコン。
使用しているルーターは「BUFFALO WSR−2533DHPL2」で、Wi-Fi6には対応していません。
元々は、古すぎるネットワークアダプターをずっと使用していて、「11ac」にも対応していなく「11n」でのネット接続でした。
それも、2020年11月までは「WiMAX」で、家庭のインターネット回線を賄っていたので、特に問題は無かったのです。
しかし、娘が中学生になり、YouTubeやらゲームやらで、ネット回線を使いまくり、Yahoo!ニュースを開くのすらも、ままならない。と言うことで、1年間無料に惹かれて、楽天ひかりに契約したのです。
そうなると「11n」では役不足。
せめて「11ac」には対応しておきたいと思って「Archer TX50E」を購入した訳ですが、Wi-Fi6対応なので「11ax」で接続したいという願望があり、購入に至りました。
契約している回線は「楽天ひかり」です。最大通信速度は「1Gbps」なので、オーバースペックなルーターかもしれません。
しかし、何事にも余裕が必要だと思うのと、同じメーカーで揃えたいワタクシの嗜好。それと、ルーターを交換すると、速度が速くなるかも?との期待。
安くて良い商品を購入すると、長く使える(ワタクシのパソコン・パソコン周辺機器使用期間は約10年です)コスパ最高の商品を見つけたい。
そんな動機です。
tp-link「Archer AX73」と「Archer 4800」
そんなこんなで、ルーターを探していたのですが、楽天ひかりの回線に接続するのは、どんなルーターでもOKと言う訳ではなく、クロスパス対応ルーター。もしくは、DS-Lite対応と謳っているルーターを使う必要があります。
tp-linkのIPv6・クロスパス対応済みリストと機種はこちら
これにより「IPv6」での接続ができて、高速インターネット化になります。
ワタクシは通信回線のことに関しては詳しくわからないので、どういった通信技術なのか?(クロスパスとは?Ds-Liteとは?など)は、割愛します。
とにかく、これの対応品でないとダメって事を知っているのが大事です。
しかし、対応品だからといって、全てがOKとはいきません。
スマホのMVNOなどや、SIMロック・ロック解除みたいに、メーカーが確認できている商品以外は保証がされません。
対応品であれば、ほとんどの場合が問題なかったりしますが、メーカー未確認の為に、何かしらの対策が必要な場合もあります。
ちょっと前までは、対応品が少なかった気がしますが、今はファームウェアの更新などで、既存のルーターであっても対応している事もあるので、まずはメーカーHPにて確認するのが良いかと思います。
そんな中、メーカーは「tp-link」と決めていたので(パソコンのWi-Fi6ボードが、たまたま安くて目について購入して気に入った・・・それがtp-linkだったので)その中で調べました。
すると「AX4800」なる商品が、2021年8月に発売される。
新しい物好きなワタクシ。そして、新しい商品の方が新しい機能が付いてるのでは?と、考える短絡的なワタクシ。
ちょっと購入前に調べてみました。
AX73 | AX4800 | |
ワイヤレス | Wi-Fi6 | Wi-Fi6 |
Wi-Fi速度 | 5GHz:4804Mbps
2.4GHz:574Mbps |
5GHz:4324Mbps
2.4GHz:574Mbps |
アンテナ | 高性能固定アンテナx6 | 高性能固定アンテナx6 |
ビームフォーミング | 対応 | 対応 |
MU-MIMO | 対応 | 対応 |
OFDMA | 対応 | 対応 |
プロセッサー | 1.5GHzトリプルコアCPU | 1.5GHzトリプルコアCPU |
有線ポート | WAN x 1
LAN x 4 |
WAN x 1
LAN x 4 |
USB | USB3.0 x 1 | USB3.0 x 1 |
対応フォーマット | NTFS,exFAT,HFS+,FAT32 | NTFS,exFAT,HFS+,FAT32 |
セキュリティ | WPA3対応 | WPA3対応 |
One Mesh | 対応 | 対応 |
同時接続台数 | 80台 | 80台 |
クロスオーバー(DS-LIte) | 対応 | 対応っぽい |
サイズ(mm) | 272.5×147.2×49.2 | 262.2×144.3×51 |
ワタクシが思うところの、気になる比較です。
・・・
ほとんど同じ!!
通信速度が若干、違うだけ?
比べる意味ある?
あります。
調べて比べたからこそ「ほぼ同じ性能」と判明するのです!!
まぁ、カタログスペックで比較しても、実際に使うと、微妙なところで差が出たりしますが、それこそ使って比較しないと判明しないので、現実的ではありませんね・・・。
同じようなルーターを2台購入して比較検討できるほど、懐に余裕はありません!!
と、言うことでAX73に決定しました。(AX4800は、まだ発売前でしたし・・・)
Archer AX73の開封です
店頭で商品を発見したときは「でかっ!!」と・・・。
今まで使用していたルーターは、いわゆる普通のタワー型?みたいな小さいタイプだったので、パッケージの大きさにびっくりでした。
箱を開けたら、実は小さかったり・・・しませんでした。
しかし、「tp-link」って、何がきっかけで店頭に並ぶようになったのですかね?
勝手な考えとして、こういったメーカー?は、家電量販店ではお目にかかれずに、通販か自作PCパーツを取り扱ってる店舗でしか、見なかった気がするのですが・・・。
裏側です。
この商品を購入すると決めていたので、店頭で確認する必要はなかったのですが、一応、店頭でもパッケージに書かれている内容を確認したのですが、その時、店舗のスタッフに声をかけられました。
「ルーターの買い替えですか?」と。
そうですが、購入機種はこれと決めているので・・・。と、伝えたのですが、「その機種ですか?」と、若干、しかめっ面で返答を返されました。
なんだ?このスタッフ?と、思っていたら、BUFFALOの機種を勧めてきたのです。
まぁ、一応、声をかけてきたのだから、ルーターに詳しいと思って、専門?スタッフの知識を教えてもらえる、いい機会だと思って話をしていました。
とりあえず、楽天ひかりに繋がらないとダメなので「DS-Lite」で接続できる機種を探してる。と、伝えたのです。対応機種は少ないですよね?と・・・。
まぁ、BUFFALOのHPを見ると、新しい機種は初めから対応、古い機種はファームウェアの更新でクロスパスに対応しているっぽいので、店頭に並んでる商品であれば問題ないのでしょうが、敢えて聞いてみました。
すると、調べてくれました。
そう「任天堂DS-Lite」が接続できるかを・・・。
・・・・
店頭スタッフが全知識を持っている訳では無いのは、重々承知しているのですが、流石にそれは違うやろ!!と、心の中でツッコミを入れ、改めて「クロスパスに対応しているルーター」と、言い直したのですが、それでも通用せずに、お店のパソコンで必死に「ルーターの対応ゲーム機一覧」を眺めていましたよ。
ワタクシの私見ですが、若干、マニアック?なメーカーのルーターを手にとって「これに決めてる」と、言う客ですよ?
こりゃダメだ。と、得られる知識は無いと見切りをつけて、その場を去りました。
またまた、話がそれました・・・。
アンテナがいっぱいです。
付属品は、電源アダプターとLANケーブル。取説です。
真っ黒い箇所は、保護フィルムが貼られています。気泡が入ってるけど。
箱の上に出してみました。かなり大きいです。
なんか、クモみたい。足の数たりてないけど。
アンテナの根元です。
なんか、ガンプラっぽいです。
本体右側にUSB3.0ポートがあります。
これで簡易NASが構築できます。
これも欲しかった機能です。
「BUFFALO WSR−2533DHPL2」のルーターはこれが無かった・・・。その前に使っていたルーターは付いてたのですが、何年も前に購入したルーターについてたから、付いてるだろうと思い込んでいたのですが、ちょっと失敗でした。
背中側です。
設定などに使うボタンです。
LANケーブルの端子です。
4つあります。
電源ボタンと電源コネクタ、WAN端子です。
この電源ボタンですが、「カチッ」と押し込むタイプのスイッチです。
ワタクシは気が付かずに、軽くスイッチを押して電源が入るタイプと思っていたので、あれっ?電源入らん!!と、焦りました。
裏側です。
壁掛けができるように、穴が空いてます。
壁掛けする予定だったので、ありがたいです。最悪、加工して壁掛けしようと思っていたので。
これも、店頭スタッフが「横置きしか出来ない。縦置きは出来ないですよ」と言われてました。
正確には「横置きか、壁掛け」ですよね。
と言うか、この本体を見て誰が「縦置き」できると考えるのでしょうか?
インジゲーターランプです。
通信中は点滅すると思いきや、ずっと点灯しっぱなしです。
設定で時間指定の夜間モードにも出来ます。
インジゲーターの説明です。
しかし、本当に大きいです。
価格が高すぎて諦めた「ゲーミングルーター」なるものを、無理して購入しなくてよかったです。
さらに大きいですし。と、言うか、最大1Gbpsの通信速度なのに、必要ないのですが・・・。なんか見た目で、ね。
大きいと説明しても、センチで説明しても、ワタクシはピンと来ない人間なので、わかりやすいか不明ですが、漠然としたサイズ感です。
ルーターの下に置いてる黄色い紙は「A4」のコピー用紙です。
ご覧の通り、テーブルなどに置く場合は、ほぼA4サイズの場所を取ります。
言ってはいけないかもしれませんが「かなり邪魔」になります。
ワタクシは壁掛けするので、気になりませんが、何も考えずに購入すると、設置場所に困るので、気をつけてください。
しかし、このルーター。
性能の割には、かなり安価だと思うのですが、どうでしょう?
大きささえクリアできれば、簡易NASも使えるし、80台まで接続できるし、最大通信速度も4804Mbpsまで対応。
1Gbpsが当たり前な時代なので、これからは2Gbps・4Gbps・・・が、当たり前になるのも、目の前かもしれません。
これから増えてくるであろう「MU-MIMO」対応のスマホにも対応できる。
Iot機器などの接続で、Wi-Fi接続する家電などが増えた場合でも80台まで接続できるので、余裕があって安心。
最近の家電はネット接続が当たり前になってきていますしね。
そう考えると、かなり長い期間に渡って使い続ける事ができそうなので、コスパが良く、おススメです。
新商品の「AX4800」(2021年8月12日発売?)だと、もう少し安く購入できるので、検討の余地ありかもです。が、ですが、こちらのメーカーHPの「DS-Lite対応機種」の一番下に気になる一文が・・・。
2021年5月現在、新機種を含め他機種での対応予定はありません。
と、言うことは「AX4800」は未対応。になるって事でしょうか?
追記です。
対応しているみたいです。
しかし、このあたり、よく確認して購入してください。
ではでは・・・
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