もうね、いつに買ったか忘れたぐらい・・・。
壁に穴を開けずに付けることができる家具。
恐らくですが、無印が初めてこの商品を出した時に購入した記憶。
これです。
おしゃれな感じで、いつか付けよう。
と、妻と話をして購入したのですが、購入したまま放置状態でした。
10年以上前に購入したはずです・・・。
で、先日「tp link archer AX73」を購入したのです。
これが意外に大きくて、どこに置こうか悩んでいたのですが、どうせなら、無印の棚を使おう。と、なりました。
が、
すでに購入してから10年以上経過しており、付属品がどこへやら・・・。
付属品だけ購入すれば良いのですが、すぐに作業がしたいのです!!
と、言うことで、あるもので作業するDIYの始まりです。
取り付けと作業に必要な工具と部品
大袈裟に言ってますが、必要な物は、ほとんどありません。
ドライバーと定規とネジ。
あと、もう一つは重要部品です!!
アンカー
付属品を使えば簡単に取り付けできるのですが、無いものは仕方ないのです。
この「アンカー」とは?
ネジを取り付けすための「土台」みたいな物ですね。
壁にネジを打ち込むだけではダメなの?
正直、軽いものを支えるだけなら大丈夫だと思います。
ただ、モルタル?家の壁は、結構な柔らかさがあるのです。
昔、家の壁に何かを取り付けようとして(何かは忘れました)壁にネジをつけたのですが、モロモロと崩れていき、ネジがバカになったみたいに固定できず、ガバガバになってしまった経験があります。
その時にホームセンターで見つけたのが「アンカー」。
こんな商品があるのだと、早速、購入して取り付けすると、大成功。
その時の残りです。
これまた10年選手です。
これを壁に埋め込んで(ドライバーでねじ込みます)、十時になってる穴にネジを入れると、しっかりと固定される便利なアイテムです。
ただし
アンカーの取り付け準備
では、アンカーを取り付けしていきます。
家に残ってたのは
この2種類でした。
微妙に大きさが違います。
ちなみに、縦に切れ込みが入っているのは、アンカー中にネジを入れた時、この壁に埋め込んだアンカーのネジ部分が外側に広がって、モルタルの壁にがっちり食い込む為です。
今回は左側のサイズを使います。
サイズです。
このアンカーに入れるネジは、4mmを使用するので探します。
ネジ・ボルトナットコレクションの一部です。
購入した物もありますが、商品の付属品で使用しなかった物がほとんどです。
こういったネジなどを置いておくと、何かと便利です。
良さそうなネジがあったので、これにしました。
取り付けイメージとしては
こんな感じで、ネジの頭をこのプレートに引っ掛けてあげる感じです。
本来であれば、このプレートの窪みに付属パーツで引っ掛けるはずです。
アンカーの取り付け
まずは、1箇所(合計で2個付けます)適当に付けます。
ちなみに、取り付けする壁はこちら。
この足元にルーターが置かれています。
こんな感じで置いてました。
蚊取り線香の箱は、ケーブルの長さが足りなかったので、高さ調整です・・・。
そして、上にインターフォンがあるのですが、その横に延長ケーブルと楽天ひかりの端末を両面テープで付けていたという、荒技です。
光ケーブルが短いのです!!
アンカーをちょっとだけ回して、先っちょだけの跡を付けて目印にします。
ワタクシのお気に入りのラチェットビットドライバーです。
「スナップオン」です。
車の工具でお馴染みです。
でも、高いです。
その分、頑丈で使いやすいです。
正規品は、ちゃんとした工具店でないと購入出来ないと思います。
ちなみに、「Snap-onバン」に乗っている人は、スナップオンに認められた凄い人です。
めっちゃ工具に詳しいです。
買える機会がある人は、バンで購入した方がいいです。
工具に生涯保証が付いてきます。
「スナップオン」は高い。ですが、弟分の「ブルーポイント」であれば、お手軽価格?では無いかもしれませんが、ちょっと良い工具が欲しいな?と、思った時は、調べてみてください。
もちろん「KTC」も最高です!!
で、また話がそれましたが、このドライバーを使って埋め込んでいきます。
こんな感じで入っていきます。
この時、電動ドライバーやインパクトなどは使わない方が良いと思います。
前述しましたが、家の壁(モルタル)は、柔らかい(脆い)のです。
その壁に、電動ドライバーの高速回転や、インパクトのような強力パワーでねじ込むと、あっという間にアンカーのネジ部分で壁が削れてしまい、ガバガバになる危険性ありです。
最悪、モルタルの壁の厚みを突き抜けて、壁の向こう側へ「コロン」と、落ちてしまい大きな穴が空いただけ・・・。
なんて事になりかねません。本当になりますよ!!
簡単で便利なアイテムですが、取り付け方を雑にすると、最悪の結果が待っています。
工具も同じですが、しっかりとした使い方・取り付け方を行いましょう!!
面倒ですが、ゆっくりとアンカーを押さえ込むように回すのがコツです。
押さえ込むように回さないとアンカーが空回りをして、これまたアンカーのネジ部分で壁を削ってしまいます。
ちょっと注意しながら作業をしましょう。
そう言いながら、ワタクシは別の失敗をやらかしました・・・。後述します。
ちなみに削りながら埋め込むので
床が粉まみれになります。
気になる方は、事前に新聞などを敷くなどして対処してください。
こんな感じで埋め込まれました。
ちょっと斜めになったかな?
これですが、この状態まで埋め込んだ後は、抜いてはダメですよ。
接着剤でつける覚悟であれば良いですが、抜くとガバガバになって、再取り付け出来ない可能性が出てきます。大丈夫かもしれませんが・・・。
ワタクシはそれが怖いので、若干の歪みなどは放置しています。
見えなくなりますしね。
で、ネジを入れていきます。
こんな感じです。
これだと出っ張り過ぎているので、ちょっとずつ調整します。
これで上手く引っかかるようになりました。
反対側の長さを測って、目印を付けます。
後は、もう一つ取り付けするだけですが・・・。
壁の中に隠れた柱に注意
解ってはいたんですよ。
解ってはいたのですが、「大丈夫だろう」で作業をしたのです。
やっぱり、失敗でした・・・。
当然な事に「家」なので、色々な場所に柱が存在します。
壁の中にも柱は存在します。
そう、ここにも・・・。
簡単に確認するのであれば壁に対して「ノック」します。
その音が軽ければ、壁の向こう側は「空洞」。鈍い音であれば、壁の向こう側には「何かしら有り」です。
「何かしら有り」が、柱であれば良いですが、配線の束があって、それを傷つけると、とんでもないことになる可能性があります。
確かホームセンターなどで、こういった事を防ぐために、壁の向こう側をチェックする道具が売っていた気がします。
そこまで高くなかった気がします。
Amazonでありました。
ワタクシも買っておこうかな・・・。
関係ないけど、昔に「非破壊検査」ってCMが、やたらと流れていた事を思い出します。
で、失敗した〜。って対策を考えていたので、写真を撮り忘れました。
行った作業としては、途中まで埋め込んだアンカーを抜いて、普通の木工ビスを用意します。
そのビスを、途中まで開いた穴の真ん中目掛けて、ちょっとだけ打ち込みます。
下穴処理ですね。
アンカーは、モルタル材には入っていきますが、下穴無しに木材にねじ込むことは難しいです。
なので、下穴を開けて、無理矢理ねじ込みました。
壁に穴が空いただけの、失敗談にならなくてよかったです。
かなり削れた感じで埋め込まれました。
でも、そのままです。
下手に触ると失敗します。
結果、無事に埋め込むことが出来ました〜。
後は棚を引っ掛けて、ルーターモロモロの移動です。
棚を引っ掛けます
トラブルはあったものの、準備完了です。
こんな感じになりました〜。
いや〜、一時はどうなることかと・・・。
しか〜し、またもや、ここでやらかしたことに気がついたのです。
そう、光ケーブルの長さ・・・。
光コンセントから出ている配線の長さが短いのです。
ワタクシが仕事中に工事に来ていたので、長めにして欲しかったのに、めちゃ短い長さで設置しやがったのです。
これを忘れてました。
上の棚まで届かな〜い・・・。
あとちょっとなのに・・・。
強行手段です。
コンセントカバーを外して・・・
引っ張り出してやりました。
おすすめはしません。
カバーを外すと、こんな感じになっています。
この、黒いカプラーに繋がっている光ケーブルの元線が、奥で余っています。
引っ張り出せるだけ引っ張りました。
そこそこの長さが確保出来ました。
で、これを外に出してあげます。
先っちょは、こんなカプラーです。
こんな感じで無理矢理、外に出します。
配線カバーに通します。
引っ張り出せた分です。
配線カバーを使って、こんな感じで支えました。
う〜ん。不恰好・・・。
ルーター設置
で、棚上にルーターと延長コードを設置です。
めっちゃ、ごちゃごちゃしてます。
でも、上部なので気にしません。
もっと綺麗に配線をしようと思ったのですが、疲れたので終了です。
思えば、延長光ケーブルを購入して、端末機とルーターをテレビ横まで持っていってあげた方が、
見た目もスッキリで、右側の天井に這わしているLANケーブルも無くなるので、一番簡単で楽ちんだったのでは?
と、今回の作業を台無しにする事を考えたワタクシでした。
ではでは・・・
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