

上の通り、演奏するため入力するためにキーボードの設定を行いました。
次は大詰め?のアサインです。
アサインとは
アサインとは、フィジカルコントローラーのノブなどをDAWの画面でのノブと同調させて、物理機器で操作する為の割り当て作業ですね。
これが出来たら、MIDIキーボードに備わってるフェーダーやノブが自分好みに設定できる上に直感的操作ができますね。
それに「HUI」プロトコルを使用した操作ではないので、インストゥルメンタルの調整操作も可能となります。
この設定方法に悩んでる方は多いのではないでしょうか?
まぁ、ワタクシも「とりあえずアサインできた」って程度ですが、やり方さえ判明すれば後は経験するのみです!!
注意事項があります・・・
これは、ワタクシの持ってるキーボードでの話です。
アサイン方法は同じDAWだと同じですが、キーボード側の操作は商品によって違うし切り替えボタンなども違ってくるはずです。なので、キーボード操作に関しては、それぞれの取説を読んでキーボードの使い方を知る必要があります。
なので、キーボード側の操作に関しては参考程度に読んで下さい!!
新規コントロールサーフェイス設定
まず、今までのMIDIキーボードを設定した流れと同じで
Studio one
↓
オプション
↓
外部デバイス
↓
追加
をクリックします。

左上の「新規コントロールサーフェイス」を選択して、任意の名前を入力します。

受信元・送信元もキーボードの時と同じく選択する必要があります。
何を選択するか?ですが、ワタクシはキーボード設定で選択した「Impulse」を選択しました。
すると

こんな感じで注意メッセージが出てきます。
同じ入出力の信号を共通で使用するので、どちらかで使用した場合は両方ともに影響する。って事だと思いますが、キーボードで設定した方ではキーボードとしてしか使用する気はないので気にせずに進みます。

これで新しく設定ができました。
キーボードの設定の方でアサイン可能でしたが、コントロール設定専用として作りました。
これでアサイン準備完了です!!
アサイン

画面左上に
パラメーター・コントロール
とあります。
そのコントロールの右側にある矢印をクリックします。
動画にあるように、外部デバイスで登録したデバイス名が表示されます。
ここでデバイスを選択すると

こんな画面が出てきます。
上部を見ると、登録したデバイスがタグで表示されてます。
ここをクリックすると切り替えが可能です。
また、青文字で
「フォーカス:グローバル」
と表示されてます。
これは恐らく全体設定の時のアサイン設定画面です。って意味かと思います。
ちなみにですが、この「グローバル」で設定したアサイン情報は「保存」できませんでした。
当初は「HUI」を使用せずに、常に使用するキーボードデバイスのアサイン設定で「グローバル」を選択してフェーダーをアサインして保存すれば便利じゃない?と考えて設定しましたが無理でした。
その関係で「HUI」の機器設定を行って基本的なフェーダー操作やボタン操作はHUIで管理する方が便利と考えた次第です。

では、登録していきます。
上の画面はCINEMATIC LIGHTSのインストゥルメンタルをトラックに挿入して、その操作パネルを表示。アサイン設定画面でImpulseCTRLデバイス上で登録しますよ。と言った感じです。
ただ「フォーカス」の部分を確認すると「グローバル」になってます。
この状態でアサインしても保存できません。
「フォーカス」を「CINEMATIC LIGHTS」に変更する必要があります。

インストゥルメンタルの操作画面右上が黄色になってます。
先程の画像では「Impulse49」が選択されてグレーになってます。
その左矢印をリックして「ImpulseCTRL」を選択。その後、文字をクリックして黄色に点灯させます。
これは「CINEMATIC LIGHTS」のインストゥルメンタルの操作を「ImpulseCTRL」のデバイスを使用して制御するという、どの制御方法で操作するかの指定です。
アサイン設定画面の青文字も確認するとフォーカス名がインストゥルメンタルの名前に変更されてます。
これで準備が完了です。

間違い探しみたいになってますが、先程と違うのは
MIDI Learn
のボタンが青くなってます。
ここを青色に点灯させてから物理キーボードのノブやフェーダーを動かすと、その動かしたノブなどが表示されます。

こんな感じです。
画像は、表示されたボタンにカーソルを合わせて右クリックした時です。
ノブやフェーダー・ボタンなどを操作すると、それがどんな形状であっても初期はノブ画面で表示されます。
右クリックして名称を選択すると画像が変更されます。
ボタンなのにノブ表示されてると違和感ありますよね・・・

次は、右側画像のインストゥルメンタル操作画面で、アサインしたい操作ボタンの上にカーソルを持っていって右クリック。すると「Control 1にアサイン」との選択肢が表示されてます。これをクリックするだけです。

左側アサイン設定画面のノブ上部にアサインされたノブの名称が表示されました。
これでアサイン完了です!!
これを繰り返して登録していきます。
登録させたい物理キーボードのノブなどを動かす
↓
画面上に表示されたらアサインしたいノブなどにカーソルを合わせて右クリック
↓
アサイン
です。
非常に簡単です!!
これは、それぞれのインストゥルメンタルで個別に設定が可能です。
「ImpulseCTRL」がフォルダーでフォーカスで表示されてる名前がファイルって感じです。
すべてが完了したら「MIDI Learn」をクリックしてグレー表示にして終わりです。
ただ・・・
初回設定した時は保存する!!
これを忘れないで下さい!!
保存しないと、せっかくアサインした設定が消えてしまします・・・
アサインの保存
アサインが完了したら、設定保存したいインストゥルメンタルのトラック空白部分で右クリックします。

すると「トラックプリセットを保存」との項目があります。
これをクリックします。


一枚目の画像が出るので任意の名前を入力してOKをクリックします。
すると、アサイン設定が保存されます。

呼び出すには、トラックの空白部分で右クリック。
一番下の「トラックプリセットをロード」を選択します。

保存したプリセットが一覧で表示されるので、使用するプリセットを選択してOKです。
これでその都度アサインする必要がなく、一度アサインすれば何時でも呼び出せるようになりました!!
非常に便利です!!
ぜひぜひ、この機能は利用してください!!
HUI非対応の場合と、ボタン(表示)にコマンドをアサイン
今までの説明はインストゥルメンタルの操作のアサインでした。
その理由はワタクシのキーボードがHUI対応で、基本的な操作はHUIの制御下で操作可能だからです。
また、キーボードの切り替え操作で「プラグイン(HUI)」で制御させるか、通常のMIDIチャンネルで送受信するかを選択する事が可能だからです。

これはフェーダーの横にあるボタン。
「Mixer」側を点灯させるとHUI制御
「MIDI」側を点灯させるとMIDI制御
でフェーダーの操作が可能になります。

こちらはノブ横にあるボタン。
先程と同じく制御の切り替えが可能です。
この組み合わせで基本的にフェーダーはHUI制御して、ノブはMIDI制御でインストゥルメンタルの操作。種類によって全てをMIDIチャンネルで制御って事が可能です。
このノブはチャンネル切り替えが可能なので、操作しきれないぐらいにアサインが可能となります。
HUI制御下だとノブの割り当てはPANとSendの切り替えに固定されて、自由にアサインが出来ない為にMIDIチャンネル制御にしてアサインしました。
また

こういったボタンもHUI制御下だと、特に設定しなくても操作可能となります。
しかし逆を言うと、ボタンに違う操作をアサインしたくても出来ない。と言うことになります。
全てをオリジナルでアサインしたい場合は「HUI」のコントール制御を削除する必要があります。
この場合は、HUI非対応のキーボードとして登録していくことになりますが・・・
HUI非対応の場合は再生ボタンや録音ボタンなどもアサインされてない為に操作ができません。
また、基本的なトラックのフェーダー操作も不可です。
アサインさせる事で操作可能にはなりますが、少し使い勝手が悪いです。


アサインする表示を「ボタン」に変更すると「コマンド」のアサインが可能となります。


コマンド選択で「停止」を検索してトランスポートの停止をクリックしてOKすれば、停止の動作をアサインする事が可能です。
これで再生や録音、その他コマンドをキーボードのボタンにアサインすることが可能ですし「ボタン表示にすれば可能」なのでHUI制御でボタンの割り当てが全てアサイン不可だったとしても、物理キーボードではノブだけどアサイン上でボタンの表示選択を行うことでコマンド設定が可能となります。
ただ「グローバル」でアサイン保存する際には注意が必要です。
ボタンなどに割り当てた「コマンド」は保存可能ですが、フェーダーやノブのアサインは保存されません。
(ワタクシが、その方法を知らないだけの可能性も有ります)

グローバルでフェーダーとコマンドのアサインをしました。
この状態でプリセット保存を行い、新たなプロジェクトを立ち上げてロードを行うと

コマンド設定したボタンはアサインされたままですが、トラック1でマイク入力を選択して、そのフェーダーをアサインしたフェーダーとマスター音量をアサインしたフェーダーが解除されてます(上部のボリュームの文字が消えてます)。
コマンドは保存可能だが、フェーダーなどは保存できない(グローバルの場合)
との結果になりました。
その為、HUI非対応でフェーダーが多く存在しても、そのプロジェクト限りの設定になる。
って感じですかね?
まぁ、それで何か不便があるかどうかは今のワタクシには不明ですが・・・
それを可能にしてたのが「Automap」だったのかも知れませんね・・・
って事で、今回は終了です!!
ではでは・・・
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